肥満と疾病の関係。体脂肪率35%以上で疾病リスク約2倍に
2009年03月31日
2009年3月26日 「肥満と疾病の関係」調査結果 発表
花王株式会社のペットケアプロジェクトは、多摩獣医臨床研究会、東京農工大学大学院 共生科学技術研究院 動物生命科学部門 応用獣医学分野 林谷秀樹准教授と共に実施した「肥満と疾病の関係」の調査結果を発表した。
調査は、2007年4月から2008年3月までの1年間に、多摩獣医臨床研究会所属の東北から鹿児島の22病院に来院した1歳以上の成犬4005頭を対象に、犬用体脂肪計を用いた体脂肪率の測定及び疾病に関する診察を実施。肥満と疾病の関係を定量的に調査した。
その結果、成犬で体脂肪率が35%以上ある場合、30%未満の場合と比べて真菌性およびマラセチア性外耳道炎は2.4倍、膿皮症は1.84倍、跛行(はこう)は2.5倍の疾病リスクがあることが判明。肥満によって疾病リスクが高まることが分かった。
これにより、運動や食事管理による肥満予防が真菌性およびマラセチア性外耳道炎や膿皮症、跛行(はこう)などの疾病予防として重要であることが見いだされた。
[ 肥満と疾病の関係 ]
体脂肪率とオッズ比:
= 真菌性およびマラセチア性外耳道炎 =
30%未満 1
30-35% 0.78
35%以上 2.40
= 膿皮症 =
30%未満 1
30-35% 1.04
35%以上 1.84
= 跛行 =
30%未満 1
30-35% 1.55
35%以上 2.51

・ 花王株式会社 http://www.kao.com/
→ 愛犬4,005頭の肥満と疾病の関係を定量的に調査
肥満により、疾病リスクが約2倍に高まる
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