アメリカ国内 ペットの危険物ランキング トップ10

2007年03月29日

2006年ペットが事故にあった危険物トップ10 発表 アメリカ ASPCA

ASPCA Animal Poison Control Center(米国動物虐待防止協会 中毒事故管理センター)は、2006年ペットの事故の原因として多くの問い合わせが寄せられた毒物を含む10の危険物を発表した。

今回、ASPCA Animal Poison Control Center(米国動物虐待防止協会 中毒事故管理センター)から発表されたのは、2006年内に寄せられた116000件を越える問い合わせの中から、家庭で起きたペットの事故原因となった危険物トップ10。

1位となったのはここ数年間問い合わせが絶えない"人間用の医薬品"で、2005年よりも69%増加し、78000件もの問い合わせが寄せられた。

特に多かった医薬品は鎮痛剤や風邪薬、抗うつ剤、栄養補助食品。

日本で販売中の風邪薬や鎮痛剤に含まれていることもある成分"イブプロフェン(ibuprofen)"を10ポンド(約4.5kg)の犬に4錠飲用させるだけでも、重大な腎臓トラブルを引き起こすとして、獣医師の指示なしに人間用の医薬品を犬などに投与するのは危険であると警戒している。

次いで2位になったのは、2005年から28%増加し、27000件の問い合わせがあった"殺虫剤・駆除薬"。

ノミやダニから守るための殺ノミ剤や殺ダニ剤などの殺虫剤を使用したケースで、殺虫剤や駆除薬を使用する際には用法・用量を必ず守り、中には特に敏感に反応する犬などペットもいることを踏まえた上で使用する必要がある。

また、3位となったのは12000件の問い合わせがあった"動物用医薬品"。

12000件の内93%は過剰摂取によるもので、非ステロイド性抗炎症薬、フィラリアの予防薬、抗生物質、ワクチン、栄養補助食品などの問い合わせがあった。

ペット用として処方されている場合でも、定められた用法・用量を必ず守る必要があると共に、多くの動物用医薬品は特定部分にのみ作用するため、間違った犬などペットに投与することで重大なトラブルを引き起こすこともあり、使用目的にも注意する必要がある。

今回トップ10に含まれているものはいずれもどこの家庭にでもある物であると共に、犬などペットにとっては事故を招く危険物になる可能性が考えられる物である。

そのため、特に使用の目的や使用方法、量などに注意すると共に、犬やペットに有害であるものを把握しておく必要があるなど、改めて、犬などペットの事故になりえる危険物に対する飼い主の注意を促した。

[ ペットの危険物ランキング 一覧 ]
1位 人間用医薬品 78000件
(鎮痛剤、風邪薬、抗うつ剤、栄養補助食品)
2位 殺虫剤・駆除剤 27000件
(殺ノミ剤、殺ダニ剤)
3位 動物用医薬品 12000件
(非ステロイド性抗炎症薬・フィラリア予防薬・抗生物質・ワクチン・栄養補助食品)
4位 植物 9300件
(ユリ、ツツジ、シャクナゲ、サゴヤシ、カランコエ、シェフレラ)
5位 殺鼠剤:殺そ剤 8800件
(殺鼠剤、殺菌剤)
6位 家庭用洗剤 7200件
(ブリーチ剤、合成洗剤、殺菌剤、消毒剤)
7位 チョコレート 4800件
(チョコレート)
8位 化学品 4100件
(揮発性石油系製品、アルコール、酸、ガス)
9位 物理的障害物・危害物 3800件
(粘着テープ、紙製品、骨、首輪)
10位 家庭用改修・修繕用品 2100件
(ペンキ、溶液、接着剤)

>> 2006年ペットが事故にあった危険物トップ10 詳細 (英語)
   「List of Top 10 Hazards Encountered by Pets in 2006」


・ The American Society for the Prevention of Cruelty to Animals (英語) http://www.aspca.org/

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