ペットケアの先進国で犬を飼う人が減少
2002年から犬の飼育頭数が減少傾向にあるオーストラリア。
ペットケアの先進国として、国内で犬が占める割合が他国に比べて高いオーストラリアで、犬の飼育頭数の減少傾向が続いている。
犬のクリッカートレーニングやホリスティックマッサージ、ハーブ、アロマセラピー、フラワーレメディ、ホメオパシーなどのホリスティックケアを早くから取り入れ、ペットケアの先進国的存在であるオーストラリア。
全世帯の6割以上がなんらかのペットを飼い、過半数の世帯が犬か猫を飼い、他国に比べて高い割合で多くの人々が動物たちと共に暮らしている国である。
これまでは多くの人が1/4エーカー(約306坪)もの広い庭を持ち、犬などペットを飼う際にも遊び場にも困ることがなく、犬や猫などのペットも飼いやすい状況にあった。
しかし、最近のモダンな郊外の家の多くにはあまり広い庭がないことから、犬などが飼い難くなっている傾向。
そして、多くの子供たちは家にこもり、TVゲームをする傾向が高く、外で遊び・走りまわることが少なくなっている。
これらのことから、オーストラリア国内のペット事情を調査したオーストラリア獣医師会(AVA: Australian Veterinary Association)が発表した最新レポートでは、オーストラリア国内で飼育されている犬は約375万匹いるものの、2002年からは減少傾向。猫の場合は過去10年以上も減少傾向が続いている。
犬や動物を飼うことの意味やふれあうことの大切さ。現在では、動物のデイケアサービスやペットウォーカー、グルーマーなど、ペットと飼い主をサポートするサービスが増え、犬の数は減少したが、より多くの犬たちが子犬の時期からトレーニングをうけ、周囲に迷惑をかけるような犬が減っている。
このことを踏まえた上で、各地域政府は気遣いや思いやりを学ぶことができる犬などペット・動物との暮らしが減少している現状を受けて、公共の場にペットと飼い主がより簡単にアクセスできるようにすることが大切であるとコメントするAVA会長Dr Seksel。
犬のしつけやケアについての知識・情報が広がり、犬と飼い主の関係が変わっている今にあわせた対応が求められている。
>> 「Decline in pet numbers blamed on shrinking backyard」
レポート詳細(英語)
・ Australian Veterinary Association (英語) http://www.ava.com.au/











