民間訓練期間が検疫探知犬の飼育・検査を担当
2007年03月06日
農林水産省が東京の民間動物訓練機関に検疫探知犬の検査業務・飼育を委託。
これまで成田空港での動物検疫を所管していた農林水産省(農水省)は、今後の検査業務の維持・拡大に向けて東京にある民間動物訓練機関に検疫探知犬の検査業務及び飼育を委託した。
"検疫探知犬"は、犬が持つ鋭敏な嗅覚を利用し畜産物などの存在を探知し、ハンドラーに知らせるように訓練され、既に米国・豪州などでは導入されている犬。
成田空港では、2005年12月からオーストラリアから来た2匹のビーグル(メス)が検疫探知犬として配置し、鳥インフルエンザなどの家畜伝染病の侵入を防ぐため、利用客の手にもクから肉製品を見つけだしている。
そして、2匹の検疫探知犬は昨年1年間で約2000軒の肉製品などを摘発する活躍を見せ、農水省は今後も検査業務の維持・拡大が必要と判断。
しかし、大幅な職員増が困難なことから農水省は東京の民間動物訓練機関に検査業務ならびに飼育を委託することになった。
現在、日本への持ち込みが取り締まられているのは牛海綿状脳症(狂牛病)が発生している欧州各国から日本への肉製品。オーストラリアなどの国からは、輸出国の検査証明書があれば持ち込めるが、欧州各国からの肉製品の持ち込みは禁止されている。
今後、成田空港で検疫探知犬のハンドラー(指導手)となる民間の訓練士3人は、農水省動物検疫所の職員から検査の実務などを学び、職員に代わって新たなハンドラーとして検疫探知犬と共に検査業務に就く。
また、2007年度中には新たに2匹の検疫探知犬の導入を予定。検疫探知犬によるさらなる検査業務の強化を図る。
サイト内すべての記事の許諾なき編集、転載の一切を禁じます。[著作権について]
スポンサードリンク











