"犬猿の仲"を利用した農場の番犬 モンキードッグ
2007年03月01日
2007年度~ 「モンキードッグの育成」 兵庫県が事業化
兵庫県では、農家でのサルによる被害を防ぐため、新たに猿を追い払う技術を訓練された"モンキードッグ"の育成を事業化することを決めた。
最近ではサル害対策に電気柵や防護ネットを用いていたもののその効果は上がらず、2005年度には1230万円の被害が出ていた兵庫県。
"犬猿の仲"とも呼ばれる犬が農作物を食い荒らすサルに吠えかかり、追いかけて撃退するよう訓練され、農家のボディーガードとしての役割を担うのが"モンキードッグ"である。
既に長野県ではモンキードッグ3匹が農家を守り始めてからは稲が全て食い荒らされたこともあった水田の被害がほぼゼロになるなど、他県でもモンキードッグを用いた猿害対策を実施し、実績を上げていることから兵庫県でのモンキードッグ育成を事業化することが決まった。
兵庫県でも昔は集落などでは犬が放し飼いにされ、サルや熊など農作物に被害を与える動物を追い払う光景が見られていたことから、兵庫県は農家から犬を預かり犬をサルを追い払うように訓練する。
そして訓練が終わった"モンキードッグ"は、農家に返され、農家での農作物をサルから守る役割を務める。
初年度となる2007年度は訓練費用などの予算257万円をあて、県内でも被害が特にひどかった神河町をモデル地区に指定し、まずは同町の7、8集落から集めた飼い犬10匹ほどに猿を追い払う技術をトレーニング。
2008年度以降は、今回の10匹による効果を見ながら成功すれば拡大を目指していく方針である。
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