第2の人生の始まり。引退すると2度と会えぬ盲導犬
2007年02月12日
2007年2月11日 盲導犬イレーヌ 引退。 沖縄県
約9年間共に暮らし、ユーザーであった山田さんの目となり、支え続けた盲導犬イレーヌの幸せな第2の人生を願い、最後のお別れを告げ、新しい飼い主のもとに引き渡された。
"「今までありがとう、イレーヌ。」"
盲導犬イレーヌと共に講演や福祉学習に出向き、盲導犬の普及が進んでいない沖縄県で盲導犬の理解と普及啓発活動をしてきたユーザーの山田末子さん。
約9年間共に暮らし、山田さんの"目"となり支えあってきた盲導犬イレーヌの引退に伴い、大好きなイレーヌに最後の別れを告げた。
盲導犬の養成所がないことから九州での訓練が必要になり、盲導犬のユーザーとなるためには経済的負担なども多い沖縄県。
沖縄盲導犬普及協会が盲導犬の普及・啓発活動し、4500人の視覚障害者がいるものの盲導犬の普及は進んでいない。
その沖縄県で、県内にいる5頭の盲導犬のうちの1頭であったのが山田さんの盲導犬 イレーヌである。
通常12、13歳までと言われていることから、10歳を越えたイレーヌの引退を考えていた山田さんが安心して引き渡せる新たな飼い主も決まり、イレーヌの引退が決まった。
引退の日を迎え、普通の犬としての新たな人生が始まったイレーヌ。
盲導犬の"引退"は、ユーザーと盲導犬の関係が終わることであり、ユーザーは引退した盲導犬と2度と会うことができないということである。
山田さんは、本当になる最後となるイレーヌの体をなでながら、これからの幸せな第2の人生を願いながら、イレーヌへの"ありがとう"と"大好き"という想いを込めて最後の別れを告げ、新しい飼い主 知念さんに引き渡した。
そして、約9年間山田さんと共に暮らした盲導犬イレーヌは、新たな飼い主と共に普通の犬として新しい生活を送るのである。
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