ペットブームで増加。犬からうつる「パスツレラ症」

2007年01月18日

室内飼いが多くなり、増加する感染症「パスツレラ症」。

ペットブームが広がり、マンションなどの室内で犬や猫を飼うことが増えたことで、近年、「パスツラレ症(Pasteurellosis)」に感染した人が増加している。

"犬や猫から人に感染する。"

特に幼児・高齢者・糖尿病の人など、免疫力が低下している人が感染しやすい感染症「パスツラレ症」。

ペットブームにより、室内飼いで犬や猫を飼うことが増えている現在、そのブームと比例するかのように増えている感染症がある。

パスツラレ症は、多くの哺乳動物の口内に住みついている細菌、"パスツレラ・ムルトシダ"によって起こる感染症である。

この細菌は、猫でほぼ100%、犬で約75%の高い確率で住みついており、犬や猫に噛まれたりすることで感染する場合がある。


ただ、誰にでも感染するわけではなく、致死率も低い。

健康な状態なら、感染することも少ないが、幼児やお年寄り、糖尿病や慢性呼吸器病などを持っている場合は注意が必要。免疫力が低下している時に感染しやすい感染症である。


免疫力が衰えた人が犬や猫に噛まれると30分から3日後に噛まれた部分が赤く腫れ、痛みがでてくる。

また、犬や猫たちが咳やくしゃみをしすることで病原菌が飛び散り、これを吸い込んだ場合に感染する飛沫感染では、鼻水や咳など、風邪の症状に似た症状がではじめ、呼吸器感染症を起こすこともある。

治療には抗生物質が有効。予防としては、特に免疫力が低下している場合は犬や猫に噛まれないように注意する。そして猫を飼っている場合は、爪をこまめに切り、興奮させて引っかかれるような状態を作らないようにする。

ただ犬や猫との関係も大切だが、パスツラレ症の予防にも、自らの免疫力を下げないように、健康に気をつけ、維持することが大切である。

本来の健康を維持・促進できるような環境づくりが、パスツラレ症の予防にも役立つ。

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