固い信頼関係と訓練の成果 警察犬行方不明者を救出
2007年01月17日
指導手 折尾芳行警部補と警察犬ファロー号のコンビワーク。
鹿児島市の施設牧場で行方不明になっていた知的障害者施設を利用している男性を、捜索開始から約4時間で発見し、見事手柄を収めた警察犬がいる。
警察犬、2歳 オスのシェパードファロ・フォム・キョーラクソウ(愛称・ファロー)号。
指導手の折尾警部補とファロー号は、いつも一緒に食事をし、同じ布団で寝る。
非番の日も散歩に連れ出して、いつものドッグフードの他にもポケットマネーを使って栄養のあるものを与えてあげている。
生後8ヶ月で県警に配属され、折尾警部補が毎日付きっきりで訓練した警察犬 ファロー号。
出動要請の際には毎回、先輩犬に動向させて仕事みせ、何度もにおいをかぎ分ける訓練を繰り返し、覚えが悪くても根気強く接するファロー号と折尾警部補。
何よりも大切なのは、成功したときには思いっきり褒めてあげること。
子犬の頃から共に時間を過ごし、厳しい訓練も乗り越えてきたファロー号と折尾警部補の間には、深い信頼関係が築かれている。
そして、その成果が現れたのは昨年12月。
施設の牧場で作業中に行方不明となっていた男性を、職員や警察官などが3日間捜索。しかし男性は見つからなかった。
そこで、3日目にファロー号が男性の捜索に出動。捜索開始から約4時間で見事男性を発見したのである。
12月の夜に、長袖Tシャツにパンツ姿で雨の中で2晩過ごした男性は、発見されなければ命に関わったかもしれないほどだった。
ファロー号と折尾警部補が築いた2人の深い信頼関係。
見事手柄をたてたファロー号は、今回も帰ってから折尾警部補にたっぷりと褒めてもらっていた。
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