犬にも注意が必要な「メタボリックシンドローム」
内蔵に脂肪が蓄積した肥満(内蔵脂肪型肥満)「メタボリックシンドローム」。
最近、注目を集めている「メタボリック症候群」は人だけでなく、犬たちの間でも増加傾向にある。
日本で約半数の中年男性がかかっているといわれるメタボリックシンドローム(メタボリック症候群)は、飼い主の間だけでなく、犬の間でも注意が必要。
そして、メタボリックシンドロームのように中年犬の肥満に悩む相談も増えている。
一般的に3~4歳頃から犬の代謝は低下し、"中年太り"になりやすくなるため、食べ過ぎには特に注意。ドッグフードの分量や種類を考慮しながら、愛犬の体重を管理する必要がある。
太り過ぎると、心臓への負担が増えると共に、糖尿病などさまざまな病気にかかりやすくなる。
メタボリックシンドロームなどの肥満の場合、"一緒に散歩をすることによって、飼い主も犬と一緒にダイエットできる"とも思われがちだが、太りすぎている犬にとっって、急な運動はかえって関節や心臓への負担や怪我につながる。
太りすぎかどうかを判断する一般的な方法は、3つの視点から愛犬の身体を観察することで簡単に見分けることができる。
・犬の身体を上から見たとき、ウエストがくびれているか
・胸(前脚の付け根からウエストのあたりまで)を触ったときに、あばら骨が分かるか
・立った状態で背骨を触ったとき、背骨がわかるか
この他にも、犬の健康診断を提供しているペットショップもあり、人の定期健診のようにできものの発見や尿・血液検査によって肝機能やコレステロール値を調べたり、エコーを使って内臓を調べたりすることもできる。
また、犬の健康に関する調査では、飼い主の悩みで「肥満」に上げられ、犬の食事量を減らす場合やドッグフードを変えるなどの対処をとるという結果もある。
しかし、ドッグフードの選び方に関しては、身体の大きさを考慮するよりも"粒"の大きさを優先して考える傾向があると言われ、粒の大きさだけで選ぶことはそれぞれの犬の大きさに合わせた必要な栄養素やエネルギー量が不足することも考えられる。
そのため、ドッグフードを選ぶときは、愛犬の身体の大きさもきちっと考慮して選んでほしい、という獣医師の指摘も出ている。











