国立公園で問題となる 犬の入場と飼い主のマナー
2006年12月17日
愛犬と一緒に楽しむ自然と、自然保護の両立に苦戦。
愛犬と一緒に自然の中で一緒に楽しみたいという声と、"自粛"を求める国や県、一部の山岳関係者たちの間で対応策が必要となってきている。
愛犬との同伴に関して、生態系に影響を与えたという具体的な被害例が報告されていないため、国や県が明確な基準を定めることが難しく、リートをつけていれば同伴することが認められ、明確な基準がない自然公園。
最近、旅行やアウトドアなど、さまざまな場所に愛犬と共に出かけ、自然を楽しみたいという飼い主の声が増加。自然公園などへの同伴も多くみられている。
しかし、今年、松本市アルプス観光協会では、愛犬との同伴に関する問い合わせや苦情が増加。自然保護に対する懸念が高まっている。
明確な基準がないことや、「他の人もしている」という理由から、愛犬の糞をそのまま一級河川に指定されている松本市の梓川に流すなど、飼い主のマナー問題。
特別保護地区などでは愛犬との同伴に対する慎重な意見があがっており、愛犬の同伴を求める声との狭間で対応に苦慮。
その一方で、愛犬と共に自然を楽しみたい、守りたいという犬連れ愛好家たちはマナーの徹底を呼びかけている。
また、岐阜県高山市ではペットの預かり所を設けて対応している例もあり、どうしても連れていきたい場合などには担当者が説得し、現在のところトラブルは報告されていない例もある。
このことからも、自然の保護と愛犬との楽しみを求める声の両立には、"自粛"という曖昧な規制から、お互いが協力し合い、何らかの具体策を設けることが必要となっている。
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